ちょっと変わった?ライティング業務♪「YouTube漫画動画のシナリオ作成」ってどんなお仕事?~その1 お仕事説明とシナリオの作り方~

在宅ワーク
この記事は約9分で読めます。

※当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています※

はじめまして、こんにちは(」・ω・)
一児の母かつ初心者個人事業主、しましまです。
このブログは個人事業主として行っている仕事(在宅ワーク)の話や、収入upに向けての奮闘記がメインです。

「在宅ワークに興味があるけど、できるかな?」
「個人事業主? 主婦でもなれるの?」

そんな方に届いて、何かしらの参考になれたら、と思います。

・フォームマーケティング

・ポスティング

に続いて「実際にやってみたお仕事紹介」第3弾です!

YouTubeの漫画動画とは?

みんな大好き(かもしれない)YouTube。
「漫画動画って何?」と思った方はぜひYouTubeで検索してみてください。


YouTube
YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。

特徴的なタイトルや目を引くサムネイルの動画が色々と出てくると思います。
「漫画動画のシナリオ作成」は、こういった動画のストーリーや登場人物たちのセリフを考えてお話を作る仕事です。

仕事の流れ~実際に作成したシナリオを添えて~

※当ブログで紹介するプロット及びシナリオは、全て掲載許可を取っています※
※ブログ読者様に伝わりやすいよう、シナリオの登場人物は個人名ではなく「主人公」「継母」「妹」という記載にしています※

依頼主からプロットを受け取る

私が関わっているyoutubeチャンネルの場合、まずシナリオを作るためのプロット(話の登場人物や全体の流れ、セリフの一部などが書いてあるもの。簡易版シナリオ)が送られてきます。

例えばこんな感じです。
(実際のプロットから一部抜粋)

そして、主人公を小間使いのように扱った。
家事全般を押し付け、不備があればなじった。
埃があった、汚れていた、汚い、下手くそ、不器用、と。
学校用品なら小言を言わないが、私服や鞄などを欲しがると罵詈雑言だ。

(抜粋終わり)

この物語の主人公はバイトと家事に明け暮れる女子高生。彼女は亡き父の再婚相手である継母と腹違いの妹から差別され、2人が好き勝手生きている中家事全般を押し付けられている、というストーリーです。

プロットをもとにセリフ、ナレーション、動きなどを考えてシナリオを作る

しましま
しましま

そして、このプロットを元にこのようなシナリオを作ってみました。

(以下抜粋)※NA=ナレーション

継母「あんたは私の娘でも何でもない、他人なの。他人を家においてやるんだから、その分ハウスキーパーとしてしっかり働いてもらわないとね。というわけで、掃除やり直し。シンクが汚い、床にホコリが残ってる。私は妹ちゃんと新しい服を買いに行くから、帰ってくる前に掃除のやり直しと夕食づくりをしておいてよ」
主人公「えっ…買い物なら私も行きたい。私も服ほしいよ…お父さんは買ってくれたよ」


(近づく主人公を継母が拒否)


継母「調子に乗らないでよ。あんたは他人って言ったでしょ。他人に使う金なんて1円もないわよ!この家で働かせてやっているの、だから学校に通えるの。分かってる!?可哀想だから学校で必要なものぐらいは買ってあげるけど、妹ちゃんと同じ扱いをして欲しがるなんて身の程知らず。恥を知りなさい!!」


主人公NA:悔しくて泣きそうになったけど、歯を食いしばって我慢した。この人の目の前で泣きたくなんかない。泣いたら負け。絶対屈しない、と自分に言い聞かせた。

(抜粋終わり)

お話っぽくなってる!

しましま
しましま

登場人物たちの言いそうなセリフ、取りそうな行動などをプロットから考えて内容を膨らませたり、「こんなシーンがあったら面白そう、分かりやすそう」という場面を考えて付け足したりします。

継母と妹から意地悪される可哀想な主人公……!!!( ゚д゚)ハッ!!!!

しましま
しましま

はい、シンデレラのような家庭環境だったのでストーリーの冒頭もそれっぽい雰囲気にしてみました。

(以下抜粋)

(シンデレラ風主人公のワンシーン。ボロボロ主人公が綺麗な服を着た継母・妹から掃除洗濯その他を言いつけられている)


主人公NA:――父を亡くした少女は、継母と腹違いの妹からいじめられ、こき使われるようになりました。


主人公「私も新しい服が欲しいわ…大学に行くための勉強がしたいわ…」

(家中の掃除をこなしながら涙を流す主人公)


主人公:どこかで見たような話だけど、これはヨーロッパの有名な童話ではなく…まぎれもない、現代日本に住む私のお話。

(抜粋終わり)

しましま
しましま

こちらの場面はプロットにはありませんでしたが、「シンデレラみたいなお話」と思いついたため冒頭部分に付け足しました。主人公の境遇を、動画を観る人に分かりやすく短時間で伝えることが出来たと自画自賛していますw

依頼主に提出

修正が入ることもありますが、私がお世話になっている依頼主の場合はこちらには返却されず、依頼主の方で修正されます。なので、だいたい提出すれば終了です。

シナリオ作りのコツは?

元になるプロットがあるとはいえ、なんだか難しそう…
コツとかはあるのかしら?

しましま
しましま

そうですね…では私がシナリオ作りで意識しているポイントを伝授します!

嫌がらせや悪口のレパートリーを増やしておく

ど、どういうこと!?

しましま
しましま

こういう動画って、
非常識な言動をするキャラクター(以下悪役)に迷惑をかけられる主人公
→悪役にやり返したり、ビシッと言ったり、非常識な人が勝手に制裁を受ける
→その結果悪役が改心したり、主人公の前から姿を消したりして一件落着!
というパターンがすごく多いんです。

例)主人公は家庭の事情で高卒派遣社員。
有名大学を卒業して正社員として就職した先輩から見下され、悪口や嫌がらせをされる日々。ある事件が起こり主人公は退職に追い込まれる(先輩の策略)
→後に主人公は起業し年収アップ!
→逆に先輩は悪事がバレて会社を首に……_| ̄|○

ここでは「会社の先輩」が「悪役」になりますね。
一方、先ほどシナリオ作りのところで例に挙げたお話だと「継母」「妹」が「悪役」です。
他にも、私が関わったことのあるシナリオでは

・実親or兄弟姉妹
・ママ友
・舅、姑
・配偶者
・同級生
・交際相手(元含む)
・取引先

こういった人々を「悪役」として活躍?させてきました。

しましま
しましま

悪役がどんな人かによって、シナリオを作成するうえで避けては通れない「迷惑をかける」「嫌がらせ」「悪口」などの内容が変わってきますよね…

若い時、会社の同僚に嫌な奴がいたなぁ。営業成績がいいことを鼻にかけて他の同僚を馬鹿にしていたっけ。

姑にはずいぶん苦労させられたわ…。「孫はまだか」だの、産んだら産んだで「三人は産まないと」とか。旦那はスルーしていたわね……。

しましま
しましま

世の中、色んな人がいますから……(汗)
私が実際シナリオで使ったことのある「悪役別・嫌がらせor悪口の具体例」を挙げてみますね。

・親兄弟→親に溺愛され盛大な誕生日会を開いてもらう弟。主人公の誕生日は何もなし
・ママ友→幼稚園バザーの準備中、主人公に「あなたが売り上げを管理すると盗みそう」と悪口
・姑→毎日主人公宅に急な訪問。居留守を使うとマンションエントランス前で「孫に会えない」と大泣き
・配偶者→病気で入院する主人公に「俺の飯はどうするんだ」と苦情を言う+入院中は浮気旅行
・同級生→地味な主人公に「図書館の本よりファッション誌でも読めばいいのに」と言ってあざ笑う

ここに挙げたものはほんの一部です。
プロットにあらかじめ具体的に書かれていたものもあれば、「〇〇は主人公への嫌がらせを始めた」等とだけ書かれていて具体的な内容は自分で考えたものもあります。

しましま
しましま

私はよくSNSやインターネットの交流サイトなどで見かける色々な人の愚痴、相談などを参考にエピソードを考えています。
もちろん?実体験を元にしたものもあります(-_-;)

動画のコメント欄を参考にする

しましま
しましま

youtubeの動画にはコメント欄がありますよね。動画の感想を書き込んだり、ツッコミを入れたり、ほかのコメントに対してリアクションをしたり…。
私は自分が関わった動画もそうでないものも、漫画動画を見るときはコメントも読むようにしています。

以前、シナリオ作成時に別動画のコメントを参考にしたときの内容を挙げていきますね。

その1
動画の内容:悪の道を進んでいた若い主人公が、ある人物と出会って目が覚め、悪事から手を引いた。今では真面目に生きている。
コメント:「悪かった頃迷惑をかけた人に謝って」「被害者に賠償して」「真面目に生きるのはいいけどきちんと償って

→同じようなテーマのプロットからシナリオを作るときに、物語終盤で主人公に自首してもらいました。主人公は少年院に入りましたが悪事から手を引くきっかけとなった人物の支援を受け、出所後は真面目に働いています。
その2
動画の内容:下請けの小さな工場を見下す、取引先(大企業)の社員。「自分の言う通り取り計らないと契約は打ち切るぞ!」という脅し文句は日常茶飯事。
コメント:「取引先の人、下請法違反だよ!」「工場があるから大企業も製品が作れるのに…どうして一方的に見下すんだ?

→恥ずかしながら「下請法」の存在を知らなかったので、この次に似たテーマのシナリオを作ったときは法律について調べながら書き進めたり下請側でも大企業側でもない第三者の立場にいるキャラクターに「なんでそんな(見下す)ことをするの?おかしいな」と疑問をぶつけさせたりして、非現実的になりすぎないよう意識をしました。

登場人物たちの「言動への疑問」を持ち、「言動の理由や原因」を考える

しましま
しましま

プロットには、「主人公が〇〇した」「悪役は主人公に〇〇と言った」など「登場人物たちの言動」は書かれていても、
そこに至る「理由や原因」は書かれていないことが多いです。
プロットを読んだ段階で「なんでこの人はこんなことをした(言った)んだ?」と、
「言動への疑問」を持つことも多々あります。

そこを考えてナレーションやセリフにしたらストーリーも膨らむし、言動の説得力も出てくるね!

例1)
・会社の先輩は仕事をさぼってSNS投稿に一生懸命!(言動)なんで先輩の上司は何も言わないの?気付いていないの!?(疑問)
・→先輩は会社のSNS公式アカウント担当者。上層部には「会社のSNSチェックしてます!」
と誤魔化していた(実際は個人アカウント)(理由・原因)

例2)
主人公は大企業の社長令息。本人もとても優秀でまじめな性格。有名大学ではなく名の知られていない地方の大学へ進学。(言動)主人公が有名大学を選ばなかった理由を膨らませてほしい(疑問/依頼主からの依頼)
・→主人公の進学した学校はその年に開学したばかりの新設校。サークルや学生自治会など一から作り上げるキャンパスライフを送りたかった(理由・原因)

例3)
・会社で大型案件の担当者に抜擢された主人公。元からその案件を担当していた先輩に教わりながら頑張りなさい、と上司に告げられやる気を出す。ところが先輩は自分に対して冷たく、業務を一緒にしようとしても拒否される。(言動)先輩はなぜ主人公に冷たくするのか?(疑問)
・→大型案件はこれまで先輩が一人でやってきた。何か月もかけて契約寸前までたどり着いたところでいきなり新人(主人公)も担当にする、一緒にやってくれと告げられた。上司の采配に納得できず、主人公の存在が目障りだった(理由・原因)
しましま
しましま

「疑問」の部分もセリフやナレーションで「なんであなたは〇〇するの?」と登場人物たち自ら聞いてもらったり、時には「なんで〇〇なんだよ!おかしいだろ!」とツッコミ役に回ってもらったりすることで、より分かりやすくお話を膨らませられます(と思います)。

ブログを頑張って書きすぎて長くなりました!

読む方が大変だと思うので次回に続きます(;’∀’)

コメント

タイトルとURLをコピーしました